足のむくみは病気の症状?血管系・リンパ管系の違い 超音波検査と手術なら
足のむくみやクモの巣状静脈瘤、
下肢静脈瘤は新宿区の四谷・血管クリニック
足のむくみの原因はさまざまで、一時的なものであればそれほど心配する必要はありません。
ただ、加齢と共に足のむくみを感じるようになったり、関節痛や体重の増減が激しくなったりと、他の症状が現れる場合は病気のサインである可能性もあります。
新宿区にある血管外科、四谷・血管クリニックは、下肢静脈瘤を専門としたクリニックのため、足のむくみに悩む方はぜひご相談ください。
こちらでは、足のむくみと病気の関係について知っていただくために、血管系とリンパ管系の違い、注意したい主な病気をピックアップしてお伝えいたします。
むくみを生み出す血管系とリンパ管系の働きはどう違うのか
人間の体内では、主に動脈・静脈、リンパ管が体液の循環を担っています。この動脈・静脈は「血管系」、リンパ系は「リンパ管系」と呼び分けられ、それぞれ微妙に異なる働きをしています。その違いを見ていきましょう。
血管系の働き
血管系の働きは、心臓から送り出すきれいな血液を動脈が末端細胞へ届け、全身から心臓に汚れた血液を静脈が運ぶというものです。体液の約9割が直接静脈に流入して循環しています。
リンパ管系の働き
静脈に回収されなかった体液の約1割は間質液と呼ばれ、リンパ管系が回収する仕組みです。こうして吸収された間質液をリンパ液と言います。リンパ液はリンパ管を通って心臓の近くまで流れ、静脈角で静脈に流入して体液の循環に戻ります。
血管系・リンパ管系の違いで変わるむくみ
むくむという症状は、血管系とリンパ管系の違いがわかると理解しやすくなります。血管系が原因のむくみは、動脈・静脈・心臓の循環機能や、腎臓の排尿機能が低下し、水分が体内にたまる状態を言います。
一方リンパ管系のむくみは、過剰なリンパ液が回収されずにたまり、身体が膨れた状態になることです。
足のむくみを引き起こす注意が必要な病気とは
血管内の水分量によるむくみ
可能性のある病気 | 状況 |
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心不全 | 心臓が血液を循環できていない |
腎不全 | 腎臓が水分を尿として排せつできていない |
下肢静脈瘤 | 下肢の静脈に水分がたまっている |
深部静脈血栓症 | 静脈内の血栓で血管が圧迫されている |
子宮筋腫など | 腫瘍により血管が圧迫されている |
血管内の浸透圧低下によるむくみ
可能性のある病気 | 状況 |
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ネフローゼ症候群 | アルブミンが腎臓から漏れている |
肝硬変 | アルブミンの生産が低下している |
消化管の病気 | 栄養失調で血管に水分の吸収ができない |
血管透過性が上がることによるむくみ
可能性のある病気 | 状況 |
---|---|
内分泌疾患 | 甲状腺疾患などが原因で血管自体が血液を保(たも)てない |
膠原(こうげん)病 | リウマチ関連疾患などで血管自体が血液を保(たも)てない |
足のむくみが片足だけか、両足に出ているかによって、病気が身体のどのあたりに隠れているのかを知る目安にもなります。
片足のみの場合は、骨盤よりも下の方に起因している可能性が高く、両足がむくむ場合は骨盤よりも上の病気に起因していると考えられているのです。
むくみが慢性的に続き、症状が重くなってきたと感じる場合には、一度四谷・血管クリニックへご相談いただき、検査を受けることをおすすめします。
むくみの症状を超音波検査とレーザー手術などで治療する四谷・血管クリニック
足のむくみに悩む方へ、足のむくみと病気の関係、血管系・リンパ管系の違いについてお伝えいたしました。
新宿区の血管外科である四谷・血管クリニックは、下肢静脈瘤の血管外科として患者さまの足のむくみ改善に努めています。
下肢静脈瘤は足のむくみの他にも、だるさやこむら返りといった症状が出るため、超音波検査やレーザー手術などを通し治療いたします。
レーザー手術は片足10分~20分で終了し、傷跡も目立たなくなります。
もちろん、治療法はレーザー手術だけではありません。下肢静脈瘤の原因と症状に応じ、お一人お一人に合わせた治療法をご提案いたします。検査のご予約はお気軽にお問い合わせください。
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